我が家は代々Windowsユーザー
今回はOSの話です。
最近は、皆さんのITへの興味が高く、OSという言葉でピンとこない人はかなり少なくなっています。もしくは、macの普及により、OSという言葉が皆さんの耳に入るようになったのでしょうか?私は小学生のころから、父の話を聞いてるときにその単語を耳にしてたので、なじみ深い言葉です。
高校まで過ごしてきた実家ですが、家族みんなwindowsを使用していました。大学生の生協パソコンもwindowsだったような記憶があります。
Windowsの普及率はかなり高く、今まで公務員→SES→ITコンサルと転職してきましたが、業務端末はすべてWindowsでした。私も何も考えず、「取り合えずwindows」で中古パソコンを買ってきました。
そんなWindowsしか経験してない私ですが、Windows以外のタイミングがありました。そのOSは
Linux
といわれるものです。
IT業界ではこの単語を知らない人はほとんどいませんが、それ以外の人は、馴染みのない言葉だと思います。
Linuxってなに
OSのひとつです。情報はネットにたくさんあると思いますので、ここでは深く説明しません。
無料で使用できます(中には有料のものもあり)
LinuxとはOSの1つであり、ソースコードが公開されているオープンソースなソフトウェアのことです。
オープンソースの特徴は以下の通りです。
・ ソースコードを入手できる
・ 自由に無料で配布できる
・ ソフトウェアの利用分野を差別しない
・ ソフトウェアを自由に改良できる
・ 一緒に配布される他のソフトウェアを制限しない
引用元:https://www.infraexpert.com/infra/linux01.html
気づけば専門用語まみれですが、「個人利用であれば、無料で自由に使えるよ」ぐらいの認識で大丈夫と思います。
IT転職を決めたタイミングでLinuxへ
そんな私は、公務員3年目、IT転職を決意し独学を始めるタイミングで、自分のノートパソコンのOSを Windows10 → Linux(Ubuntu)に丸々入れ替えました。
結果的に、1年半ぐらいはLinuxで過ごしました。
個人利用であれば全然困らないだろうと思いましたが、そんなことはなく、困りまくりました。
- 何をするにしてもコマンド入力を余儀なくされることが多すぎる。
- GoogleChromeやZoomの入れ方ですら、調べてみないとわからない。
- フォルダ構成が謎すぎる。
- 管理ユーザーとか、一般ユーザー、ファイルの権限などが、windowsよりも顕著。
- 完璧な互換性を持つofficeソフトがなかった(excelとか、wordとか)
勉強になるかと思ってLinuxにした
理由はこれです。現在でもこの話をエンジニア仲間にすると驚かれます。
「開発現場はLinux」ということを小耳にはさんだり、プログラミング関係で調べた時に、下記のようなsudoがつくコマンド(linuxのコマンドですね)をネットでよく見たりと、なにかと「Linux」という単語に触れる機会が多々ありました。「エンジニアとして必須レベルか?」と思い、意を決しました。
sudo apt upgrade
sudo apt install {ソフト名}
結果、環境構築や使い方で困ることが本当にたくさんありましたが、かなり質の高い勉強になったと思っています。
未経験ながらLinuxで独学をしていたこともあり、転職活動の際に、どの企業でも好印象に受け取ってくださり、3社受けて、3社とも合格でした。
余談になりますが、Linuxでソフトをインストールするときは上のコマンドのように「sudo apt install 〇〇」といった形で行うことが非常に多いです。
これを私は便利だと思っています。
Windowsだと、ネットで検索してインストーラーをダウンロードして実行して、が多いと思いますが、Linuxではコマンドを打つだけで完結してしまうことが多いので、慣れるとこちらのほうが楽です。
転職後も経験が活きた
転職した会社でも、付与端末はWindowsでした。開発環境もWSLを使うことなく、windows環境に直接javaやらpythonやらを環境構築して開発をしていました。
しかし、完成したシステムを動かす環境はLinuxということがほとんどで、ここではチームの中でも即戦力となり操作ができていたと思います。
現在は、端末はWindowsですが、WSLで開発をしています。今までWSLを使用したことがほとんどありませんでしたが、エラー関係にはチームの中でも強いです。
まあ、今まで日常生活で触っていた端末がLinuxでしたからね、逆に得意分野です。
Linuxにしてみるのも一つの選択肢
昨今AWSの勢いがすごいですが、そこでごにょごにょ操作するにも、OSはLinuxだったりします。それほど、開発現場ではLinuxが根付いてますね。
確かに、Windowsでできていたことが、できなくなるといったことも多いですが。
現に私も、現在はWindowsを使用しています。どうしても使いたいソフトが、Ubuntuでは使えないとのことだったので。。。
ただし、開発は、WSLといってwindows上でLinuxを動かすものを使っています。そういう意味で言うと今も私はLinuxユーザー、ともいえるのでしょうか?
回りくどいですが、未経験からITエンジニアを目指す際に、自分のPCをLinuxにしてみるというのも一つの手だと思います。
基本的な言語の文法(if文、for文、それにかかわるアルゴリズムとか)から勉強したいという方にはハードルが高いと思いますが、「慣れてきたしwebアプリを作ってみるか」とか考えてらっしゃる方は試してみてもいいかもしれません。スペックが許すのであれば、ぜひWSLは使用してみてください。見える範囲が本当に広くなると思います。
わからないことがあれば、私の教えれる範囲で教えますので、どうぞご連絡ください。
それでは皆さん、良いLinuxライフを!